30 Jun
30Jun

【課題】

私は図書館をよく利用し、おそらく日本国民の上位5%くらいのハードユーザーだと自負している。これまでに5つ以上の市の図書館の会員になり、20箇所以上の図書館に入ったことがある。そこで疑問なのは、なぜ図書館のカードは全国共通にしないのか、なぜ自治体によってわざわざ違うシステムを使っているのだろうか。せめて県内くらいは統一してほしい。

また図書館の取り組みのひとつとして、読書通帳というものがある。これまでに借りた本の履歴を、銀行の通帳のように記載していくシステムである。これによって子供の読書量が増えたという例もある。

全国で図書館利用者を急増させた「読書通帳」はいかにして生まれたのか

【解決策】

そこで全国で同システムを利用する図書館の間で情報を共有し、図書館カードを統一する。これによって以下のメリットが望める

・近隣の図書館を同じカードで利用できる

・システムの共有により開発コストが削減できる

・移住しても読書履歴が継続される

・図書館の蔵書の種類や分類に差別化ができる

読書履歴の情報は利用者だけにとってメリットがあるわけではない。むしろ運営側や出版社にとってこそメリットがある。本が出版社と作家に収入として計上されるのは新刊のみであり、二次販売(中古)や貸し出しは計上されない。もし図書館の貸し出し履歴がデータとして集まれば二次以降の数値も計算できる。これによって印税を集めることができるかもしれない。

これは私個人の意見だが、印税や著作権は制作者が継続して活動するための必要な経費である。また本屋の平積みを見ると、出版社も新作偏重主義に陥っており、大量に出版しすぎているように思う。これは紙と輸送の無駄ではないかと思う。中古市場をもっと有効に活用してほしいと思う。

さらにマイナンバーを図書館に適用するかを検討したらしい。そんな仰々しいもんはいらんから、全国一律の図書館利用カードを作ってくれ。というか、本当にマイナンバー制度はアホすぎる。もっと事前に検討してくれよ、膨大な税金投入したんだからサァ。

マイナンバー図書館活用、否定大勢 福井県と市町の初会合「作業煩雑」

コメント
* メールはウェブサイト上に公開されません。
I BUILT MY SITE FOR FREE USING