意外に面倒な家事である風呂掃除を楽にする、自動風呂掃除機（特許出願中）

【背景】

全自動掃除ロボット「ルンバ」発売によって全世界に家事革命が起きた（かもしれない）。これ以外にも食洗機（なぜか意外に広まらない）やSHARPの自動調理鍋「ヘルシオ」など次々と家事を簡単にする家電が誕生している。

そんななか意外に注目が集まらないが、面倒な家事がある。それが風呂掃除である。風呂掃除は一回の時間が短いものの、ほぼ毎回行い、それでいて結構きつい。日本人は風呂付きなので毎日入る人も多いだろう。こんな面倒な風呂掃除を自動でやってくれるロボットや装置は知る限りない（ひょっとしたら日本人くらいしか毎日風呂に入らないからかも知れない）。

【解決方法】

下の図のようにプロペラとブラシを取り付けた自動風呂掃除機を作る。内部に設置したモータでプロペラとブラシを回転することができる。

これを風呂に水が入った状態で浮かべる。モータのスイッチを入れると風呂掃除機は風呂の壁面に沿って移動し、ブラシで壁面を掃除する。このまま一周すればブラシの高さ分が掃除できる。ここで風呂の水を抜くと水位が下がっていき、一緒に風呂掃除機も下がっていく。この状態で風呂掃除機を動かし続けると、風呂内で螺旋状に回転しな移動する。これによって風呂の壁面全てを掃除することができる。

【課題】

これはかなり概念的な発想なので、実証実験してみないと上手くいくかわからない（というか多分上手くいかない）。しかしなにしろ装置が安く小さくできるので、とりあえず使ってみようという気持ちになると期待している。

【余談】

2019年4月に全自動で洗濯物を畳むロボット「ランドロイド」を開発するセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが破産したことは、世界中の人（今主婦というと怒られそうなので、曖昧な表現であるが）を悲しませただろう。昔から洗濯よりも洗濯物を折りたたむ方が面倒くさいと言われていた。これによって人類はまだ家事から解放されそうにない（ちなみに洗濯物なんて畳まなくていいんじゃないと思う物臭な私である）。

全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」開発元破産　赤字続きで発売に至らず