一言の感想を集める、カスタマーレビュー（特許第6212733号）

【課題】

現代社会においてネットのカスタマーレビューや口コミサイトの影響はあらゆるビジネスにおいて重要である。良いことを書かれれば通常よりも遥かに高い宣伝効果のある一方で、酷いことを書かれて炎上するケースもある。消費者にとってもこれから購入しようとするものの情報として非常に重要なものになる。

しかし現状のカスタマーレビューにはいくつか課題がある。一つ目は悪意あるレビュワーによるデマが過剰に反応されることがある。そもそもそのレビューが事実か否かを判断する手段が少なく、逆に企業側のサクラの可能性もある。二つ目は一般消費者がレビューを書くのは結構ハードルが高い。三つ目はたくさんの長いレビューを読むのに時間がかかる。

【解決方法】

短いキーワードで店や製品を評価し、それを集計する。例えば飲食店の場合であれば、「美味しい」「安い」「メニューが豊富」「量が多い」のような一般的なキーワードから、「日本酒の種類が豊富」「焼き鳥が絶品」「店員がイケメン」など具体的なワードでも良い。これらをグラフにすれば客観的で統計的な評価が一眼でわかるようになる。なにより一部の悪質なレビュワーの存在感が薄くなる。

この方式は汎用性が高い。飲食店から電化製品、書標など多くの分野で使うことができる。一文程度なので数個の単語で表現ため翻訳しやすいこともメリットとしてある。

どうでもいいことだが、特許状に記された住所は今はないので、不幸の手紙を送っても宛先不明で自分に返ってきますのでご注意を。