18 Sep
18Sep

【背景】

人類が未だに解決できない問題の一つとして、G(黒くて素早いあいつを物理的かつ確実に始末する方法がある。多くの人にとって口にすることすら憚れるGは、人知れず人家に侵入し言い知れぬ恐怖を与える。数千キロメートル先の人コミュニケーションができ、10桁の計算も瞬時にできるような文明の力を持ちながら、たかが数cmのGすら対峙できないのが人類の現状である。

もちろんバルサンやスプレーのような毒は市販されている。しかしこれらの武器をもってしても、突然現れた奴らを確実に殺ることはできない。家具などの影に隠れてしまったら眠れぬ夜を過ごす羽目になる。

【設計要件】

・物理的に殺害する。つまり潰す

・殺害を証明する。ただし死体を見たい人は少ないかもしれない

・殺すまでどこまでも追跡する

・壁や床を汚さない

・死体を回収する

【アイディア】

この問題を解決する方法は、現段階では私には思いつかない。ただドローンやルンバのような自律型ロボットを使って自動追尾して仕留めることができるかもしれない。しかしGが隙間に入り込んだらよほど薄い形状でなければ追跡できない。またどのようにGを認識するかも難しい。奴らは黒いので物陰に隠れたら画像認証しづらいかもしれない。

ひょっとしたら生物兵器の方が有効かもしれない。昆虫などの行動をロボットのようにコントロールする技術も研究されている。それほど高度な技術をこんなしょうもない目的に使うのはどうかと思うが。

【まとめ】

何度もいうが、現段階で私に解決策は思いつかない。しかし実現すれば相当の高値で売れるだろう。Gを殺すためなら大金を惜しまない消費者は多いだろう。もしアイディアがあればぜひ共有して欲しい。

最後に一応言っておくが、Gとはゴルゴ13のことではない。

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